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歴史についてもう少し詳しくなっていきたいなーという気持ちで手にとった本でしたが、単純な読み物として面白かったです。
以下、読んだ感想や高橋なりの解釈です
- 偉人と呼ばれる人も、当時は割と普通だったり、またネガティブな側面も割とあったりする。
- 今の行動が、今後にどういった影響を及ぼし、それが良いことになるか、悪いことになるかはそのタイミングでの環境などの要因によって決まるからあまり気にしてもしょうがない。
- 歴史は個人の偉業ではなく、様々な人の様々な行動が複雑に絡み合った結果、意図しない形で作られていく。今の誰かの行動が何に同影響するかわからないけど、それでもそれぞれ個々人の努力がなにかに結びついているのも間違いない。先が読めないだけで、日々のなんらかの努力はとても意味がある。
- 人生の重大な局面がいつ訪れるかわからない。後からそれに気づくこともある。あまり現状を嘆いたり悲観したり、一喜一憂するのは意味がない。極論毎日を精一杯生きられていればそれで良し。
- 価値観は多様で、時代や環境によって大きく変わる。今の常識にあまり縛られても意味ないかもしれない。
- 今の悩みや課題はだいたい昔の人も考えている。何かに悩むとき、考えるときに、古典の内容を参照すると参考になりやすいのと、今の環境によるバイアスを外して物事に向き合うことができる。悩む必要性のなさに気づくことなどもある。古典を読もう。